イケメンで最強とも名高いボートレーサー峰竜太選手。最高峰グランプリを制したこともある人気の高いボートレーサーですが、2019年シーズンの賞金ランキングは7位に沈むことになってしまいました。
しかしながら人気の高さは変わらずにキープしており、競艇予想の際には、是非とも絡めたい選手の一人であることは間違いありません。
ここでは峰竜太選手のプロフィールや詳細情報、更に2019年シーズンを振り返ってみましょう。
多くの弟子を持つ愛されるボートレーサー峰竜太
峰竜太選手は登録期が95期で1985年佐賀県出身のボートレーサーです。所属支部は佐賀支部となっており、もともとマリンスポーツが好きでヨット競技出身という経歴の持ち主。
ヨット競技では九州大会優勝や国体4位、県大会優勝や世界選手権出場といった輝かしい成績を収めています。
師匠は2010年に引退した松尾孝明選手。あまり有名な選手ではなく、1997年以降でSG戦はもちろん、G1やG2レースでの優勝経験もないといった経歴のボートレーサーです。
なぜ現役ボートレーサーの中でも最強と言われ、養成所時代も「95期四天王」とまで呼ばれて高評価されていた峰が師事したのかというと、松尾選手の息子さんが同級生であり、彼の勧めでボートレースをやることになったからだそう。
峰の義理堅さが感じられるエピソードと言えるでしょう。人間性の高さを感じられるものとしては、弟子が3名いることも挙げられます。
峰竜太選手のレース戦歴
2004年11月に地元佐賀の唐津競艇場にてデビューし、いきなりの2着フィニッシュ。翌月開催された福岡競艇場にて、まくりを決めて水神祭を制し、初勝利を飾ります。
デビューからたった22走目での勝利は、かなり早く才能の高さを当時から感じさせています。2005年に地元唐津の一般戦で初優勝を飾り、2007年にはG1レース初出場を決めます。
同じく2007年にはSG戦笹川賞に初出場を決めます。順調なキャリアを積んでいるように見えるものの、ここぞという大レースでは力が出し切れない選手というイメージも持たれていたのが当時の峰。
時が経ち2017年丸亀で開催された第22回オーシャンカップでついに11度のチャレンジにしてSG戦初戴冠を果たしました。
同年のグランプリにも出場したものの、結果はあと一歩届かず、無念の3着。そして2018年シーズン賞金ランキング2位で第33回グランプリに臨むことになります。
住之江を攻略し、優勝戦では1号艇をゲット。見事なイン逃げを見せつけて2度目のSG戦優勝。住之江競艇の予想でこういったレースを取るのは気持ちが良いものです。
そして峰選手は獲得賞金2億円超えでぶっちぎりの賞金王に輝きました。
連覇を狙った2019年シーズン
連覇を狙った2019年シーズンでしたが、結果としては、SG戦では優出1度のみで優勝はなし。G1では優出9度中、優勝が2回といった結果に終わってしまいました。
トータル成績は優出17度中、優勝は6度。一着数は114回で勝率は8.74という成績でシーズンを終了してしまいました。
絶好調をキープし、独走状態で制覇した前シーズンと比較すると、やはり物足りなさを感じさせるシーズンではあったものの、終わってみればコツコツと賞金を積み重ね、賞金ランキングでは7位の位置につけたのはさすがの一言。
賞金獲得額も1億円を突破しています。それなりの調子であっても、きっちりと上位に食い込んでくることから2020年シーズンも目が離せないボートレーサーと言えるでしょう。
峰竜太選手の2019年ベストレース
峰選手の才能の強さを見せつけたレースは2018年に集中しているものの、ここでは2019年シーズンのベストレースを紹介していきましょう。
G1全日本王座決定戦
1月に開催された66周年記念全日本王座決定戦でのレースは、2019年シーズンも峰の独壇場かと期待させるレース内容であり、ベストレースのひとつです。
インから鋭初ショットを放ち、真っ先にターンマークを回った速攻レースであり、以降は全く危なげなく逃げ切った逃走劇は、磐石の強さを感じさせた圧巻のレース内容でした。
G1読売新聞社杯G1全日本覇者決定戦
1月のG1制覇から重賞では結果が出せずにいた10月。若松で開催された全日本覇者決定戦で2019年度二度目のG1制覇をしたレースもベストレースのひとつと言えるでしょう。
シリーズリーダーとしての役割をまっとうし、準優戦も危なげなく押し切ってゲットした1号艇。優勝戦はアウト勢が思い切りの良いタイミングでの踏み込みを見せたものの、きっちりと伸び返しを見せつけて1マークをトップで旋回し、以降もターン技術の高さを見せつけて、危なげない内容での制覇を達成しました。
やっぱり峰は強いという印象を改めてボートレースファンの心に刻み込んだレースと言えるでしょう。
人気ボートレーサー峰選手のまとめ
2018年賞金王をゲットした峰にとって、2019年シーズンは1月のG1制覇で連覇に勢いがついたものの、その後は失速。
結局7位に沈んだ不本意なシーズンと言わざるを得ません。ただし勝利したレース内容は、他を寄せ付けることのない横綱相撲と言っても良い圧勝の内容であることから、競艇予想では注目せざるを得ないボートレーサーであることに変わりはありません。
2020年シーズンの峰竜太選手は注目選手の一人と言えるでしょう。
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