テレビCMでも旬な人気タレントを起用し、広く一般の方にも知られるようになってきているボートレース。
単純にボートレース特有の白熱したレースを楽しむのも良いですが、ボートレースの醍醐味といえば、やはり舟券を的中させたときの喜びとは言えないでしょうか。
競艇予想は、ボートレース場の特徴や風などのレース条件を押さえておくことも大事なのですが、レースをするのは「生身の人間」ということが大前提になります。
ボートレーサーを知ることは、舟券的中の確率をアップさせる大事なポイントになり得るということ。
そこでここでは知れば知るほど、舟券に組み込みたくなる人気の競艇選手トップ10をご紹介します。
各ボートレース場の特徴や舟券予想の基本など、初心者向けの情報を知りたい方は競艇予想のまとめサイト「競艇攻略ブック」がおすすめです。
1位:石野貴之
2019年度はギリギリまで毒島の独走を許していたものの、最後の最後に逆転をして賞金ランキング1位に躍り出たのが大阪支部の石野貴之選手。
地元大阪は住之江のナイターグランプリというこれまでの競艇界では初の試みであるSG戦を制しての大逆転勝利に目頭を熱くした関西ボートレースファンは少なくないでしょう。
SG戦は8勝しているものの、念願の賞金王は初栄冠。11月以降に開催された桐生、住之江のSGを連覇し、後半戦で一気に頂点を極めた勝負強さは、見逃せない能力と言わざるを得ません。
勝負どころで石野は外せないという新しい常識を作った先駆者とも言える存在でしょう。
2位:毒島誠
2019年のボートレースをトップリードしていた選手といえば、群馬支部の毒島誠選手と言って誰も文句は言わないでしょう。
それだけ終盤戦までの強さは磐石であり、強い毒島を見せつけていた今期でしたが、終盤に来て大失速。
夏場から年末にかけて強い毒島が、夏場こそ本領を発揮したものの、短期間で急失速。多くのボートレースファンを裏切ってしまった感は否めません。
住之江のSG戦も2日目までは絶好調の連覇を達成していたのに3日目でまさかの最下位転落。
だからこそ来期こそは復活の王者返り咲きを願っているファンは少なくないのではないでしょうか。
3位:吉川元浩
2連対率52%、3連対率に至っては77%以上というバツグンの安定感を見せつけてくれたのが、兵庫支部の吉川選手。
SG戦では、力負けしてしまう感が否めない吉川ですが、G1以下のレースになるとバツグンの安定感を発揮し、番狂わせを起こさせない穴狙いには厄介な存在感を放っていた選手でもあります。
大一番では微妙だけれど、それでも安定した結果を出す吉川に賭けたい!というボートレースファンは少なくないのではないでしょうか。
4位:桐生順平
賞金ランキング4位につけたのは、重賞2勝を果たし、優出回数も安定している埼玉支部の桐生順平。
今期も念願のSG制覇はお預けとなってしまいましたが、3連対率78.70%は、かなり高い入賞率と言えるでしょう。
結果、賞金を地道に積み重ね、終わってみれば堂々のランキング上位につけているところは、さすがの一言。
大本命とはいかないまでも、連対で高配当を狙いたいなら、桐生がいるレースでは、絡めて損はない選手で間違いありません。
5位:瓜生正義
ランキング5位でフィニッシュしたのは、福岡支部の瓜生正義。優勝回数こそたった一度ですが、優出は7度と安定感の高さを発揮。
更に1着は37回で1着率は34.9%とまずますの数値です。更に3連対率は73.58%と高く、着実に賞金を積み上げていった結果が5位という上位にランキングされた理由と言えます。
6位:白井英治
6位にランキングされたのは、山口支部の白井英治。G3やG2といったグレードレースで優勝を飾っており、優勝回数は5度、優出回数は10℃というバツグンの成績を収めた今シーズン。
3連対率も82.58%とかなりの高さを誇ります。賞金額の低いレースではあるものの、1着は54回で42.9%と2レースに1度は1着になれる確かな実力を持っているレーサーであり、舟券購入の際にはどうしても入れておきたい選手の一人と言えるでしょう。
7位:峰竜太
2019年は佐賀、全日本選手権の制覇と絶好調のスタートを切った佐賀支部の峰雄太でしたが、後半に失速。終わってみれば7位まで賞金ランキング下げてしまう結果となってしまいました。
とはいえ、優勝回数4度、優出回数10度は立派な結果と言えますし、自力のある選手であることはボートレースファンなら誰もが知るところ。
2020年は巻き返しを期待するファンも多いのではないでしょうか。
8位:井口佳典
三重支部の井口佳典も2019年シーズンは、地元で開催された伊勢新聞社新春レースで1着、多摩川では2着、G1竹島の制覇と幸先の良いスタートを切ったシーズン序盤でしたが、その後はなかなか結果を出すことができませんでした。
終わってみれば、8位。しかしシーズン全体を通してみると、決して悲観すべき内容ではないレースを展開しており、2020年以降の活躍は十分に期待できる選手と言えます。
9位:馬場貴也
9位にランキングされたのは、滋賀支部の馬場貴也。有名レースではボートレースクラシックの2着くらいしかありませんでしたが、一般レースでは大暴れ。
優勝6度、優出10度は立派な結果と言えます。2020年シーズンでは、重賞レースでも良い結果が出せることを望むファンも少なくないでしょう。
10位:田村隆信
2019年シーズンは、今一つの結果で終わってしまったものの、ところどころで3着以内に入り、賞金を積み上げトップ10入りしたのが徳島支部の田村隆信。
太閤賞の2着、高松宮記念で3着。2020年はこの結果以上を期待したい選手の一人であり、実力を考えると十分に結果が期待できるボートレーサーです。
人気ボートレース選手トップ10人は2020年も見逃せない
ご紹介した2019年シーズントップ10の選手は、好不調の波こそあれど結果を出した確かな実力者たち。
2020年シーズンも彼らが中心となることは必須ですから、是非舟券購入の際の参考になさってください。